燕三条 すごろ脳脊髄クリニック
医療法人社団 樹央会
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慢性硬膜下血腫

頭部外傷などが原因で頭蓋内の硬膜下に血液が蓄積し、その血液が徐々に増えて圧迫を引き起こす状態です。硬膜下血腫は、急性と慢性の2つの形態に分かれます。急性の場合は、血液の急速な蓄積で早急な手術が必要ですが、慢性硬膜下血腫は徐々に進行するため、症状が遅れて現れることがあります。

症状
時にはっきりとは認識しにくいことがあります。頭痛、めまい、吐き気、歩行困難、視覚障害、記憶力の低下など、多岐にわたる症状が現れることがあります。高齢者では、これらの症状が認知症や加齢によるものと誤解されることもあります。

原因
主な原因は、軽度から中程度の頭部外傷です。その他、出血性疾患や抗血小板薬・抗凝固薬の使用なども原因となることがあります。特に高齢者では、軽微な頭部外傷や転倒によっても血腫が生じることがあります。また、稀に出産後の女性や、血液凝固異常を持つ患者にも発生することがあります。

治療法
内服加療と手術があります。脳の圧迫が軽度の場合や症状が軽い場合は薬で自然に吸収されるのを待ちます。溜まった血液の量が多い場合には手術を選択します。手術後、多くの場合、症状は改善することが期待されます。

燕三条 すごろ脳脊髄クリニック
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