子供から大人までどの年齢にも起こります。50歳前後から徐々に改善することが多く、ご高齢の方は少ないです。
血管が急に縮まって、その後急に広がったことによって、血管の周りの神経が刺激されることで痛みが出現します。
診断
以下の特徴が多ければ片頭痛の可能性があります。
血管の拍動に合わせたドクドクする頭痛
吐き気がある、吐いてしまった
痛くて動くのがつらい
音がうるさい、光がまぶしい
頭痛の予感がしたり、頭痛の前にチカチカしたりする
治療
痛い時
ナール、ロキソニンなどの鎮痛薬、効果があれば市販の痛み止めでもOK
漢方薬
片頭痛の特効薬となるトリプタン製剤、ラスミジタンなど
発作の回数が多い場合、頭痛の回数を減らすための予防薬
抗てんかん薬、降圧薬、抗うつ薬、血管拡張薬などの内服薬と
2021年に認可、発売された、抗CGRP抗体、抗CGRP受容体抗体など注射薬があります。
それぞれにたくさんの種類があり、特徴があるので、効果を見ながら患者さんのニーズに合わせて選択します。