手首や手の動きを担当する橈骨神経が圧迫や損傷を受けることで、手に力が入らなくなるような状態です。
症状
親指側の手のひらが痺れて、手に力が入らなくなります。
下垂手と言って、手がぶらんと下に下がった状態から上に上げられなくなります。
具体的には手首を返すような動き、指を伸ばすような動きです。
原因
多くは朝起きて手が痺れて力が入らなくなっていた。というようなことが多く、睡眠中に二の腕から肘あたりが長時間圧迫されることで起こります。サタデーナイト症候群とも呼ばれ、土曜夜に腕枕をして翌朝手が動かなくなっているということです。
治療法
橈骨神経麻痺の原因が何かによって治療法が異なりますが、
だいたいは圧迫によるものなので、自然と治ることが多いです。
何かが原因で損傷を受けた場合は痺れ、麻痺などの症状が残存する場合があります。