燕三条 すごろ脳脊髄クリニック
医療法人社団 樹央会
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頭部打撲

頭部打撲

まず、交通事故や高所からの転落など、強いエネルギーがかかった頭部打撲についてはすぐに救急車を呼んで対応しましょう。
急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、脳挫傷、外傷性くも膜下出血など、命に関わるような重傷の頭部外傷の可能性があります。初期段階では意識が良好であっても急激に意識が悪くなることがあります。

また、頭部打撲から数週間〜数ヶ月後に慢性硬膜下血腫が発生することがあります。脳の萎縮が少ない若年者には稀ですが、年齢を重ねていくにつれて発生する可能性が高まります。血液が片側に溜まると反対側の手足の麻痺が出現することがあります。両側に溜まると頭痛が生じることもあります。血液の量が多い場合、ぼんやりした意識状態に陥ることもあります。いつもより会話のスピードが遅い、話の辻褄が合わないなどで受診されることも多いです。

さらに、頭部外傷から数日から数週間経って、軽度外傷性脳損傷(mTBI)が起こることがあります。様々な症状が現れ、その程度も軽いものから重いものまでさまざまです。記憶力、理解力、集中力の低下や麻痺や痺れ、味覚、視覚障害など多様な症状が出現することがあります。これらの症状は長期間にわたって持続することもあります。
mTBIでは、画像検査上では大きな異常が見られないことが特徴があります。そのため、病院でも理解されにくいこともあります。

子供の頭部外傷
お子さんが頭部をぶつけた際に、多くの方が受診されますが、子供は自分の症状を伝えるのが難しいことがあります。そのため、頭部の画像検査を行うべきかどうかは重要な問題となります。

当院ではMRIを導入しており、この検査は放射線の被曝がなく、安全に行うことができます。ただし、検査中はしばらく動かずにじっとしてないといけないので、撮影が困難な場合や、CTが適切と思われる場合には他の医療機関をご紹介させていただくこともあります。まずはご相談ください。

燕三条 すごろ脳脊髄クリニック
医療法人社団 樹央会
所在地
〒955-0091
新潟県 三条市 上須頃1525
アクセス
JR燕三条駅から → 徒歩8分 車2分
三条燕ICから → 車3分
お問い合わせ
TEL: 0256-47-4811
FAX: 0256-47-4812
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