まず、緊急を要する脳の疾患がないかどうかを診断する必要があります。当院ではMRI検査を実施しています。
次のような病気が含まれますが、これらは突然頭痛が現れることがあります。
くも膜下出血
脳出血
椎骨脳底動脈解離
可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)
静脈洞血栓症
脳腫瘍
頭部外傷
脳腫瘍はゆっくりと成長することがあり、数日から数週間にわたって頭痛を引き起こすこともあります。
MRIで異常が見られない場合は、頭痛の始まりや痛む部位、他の症状などを詳しくお聞きし、原因を探ります。各疾患には特徴的な症状がありますので、気になる点をお教えください。
片頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛
後頭神経痛
頚椎症
低髄液圧症候群
自律神経失調
三叉神経痛
髄膜炎
薬物乱用性頭痛
コロナ後遺症(Long COVID syndrome)
など